一生に一度は、特に若いうちに、シェハウスでの生活を経験してみたいとずっと思っていました。金沢には入居前にも数年間住んでいて、1度海外での生活を挟み、1年ぶりに帰ってきたのですが、せっかくならこれを機に新しい環境で生活してみたいと思って、このタイミングでの入居を決めました。また今住んでいるハウスにはもともと友人が住んでいて、シェアハウスの生活のことは入居前からよく話に聞いていたので、ハウスでの生活が具体的にイメージできていたというのも大きかったです。なので入居の際にはまったく迷いはなく、オンライン内覧のあとは即入居を決めました。

私が今住んでいるSHARE KANAZAWA 180°には、１人用の作業ブースが２部屋と、４人用の会議スペース１部屋がついており、仕事や勉強の際にはとても重宝しています。また今一緒に住んでいるメンバーの中でもパソコンを使ったリモートワークがメインで働いている人も多いので、共有スペースや会議室などでよく一緒に作業したりしています。自宅にいながら仕事や作業に集中できる環境があるのは本当に素晴らしいし、ありがたい環境だなと感じています。仕事以外の面では、週末にメンバーと一緒に料理を作ってホームパーティーをしたり、少人数でも３、４人集まれば、１階の共有スペースでお酒を片手に夜遅くまで語り合ったり、楽しく過ごしています。

入居前と比べて変わったこと、ハウスのメンバーと生活をしていく中で、自分自身に起きた変化は、どうしたらもっとみんなが快適に暮らせるかなあとか、自分のことだけに限定せず、ハウスの他のメンバー全員のために生活の質を向上できないかと考える様になったことです。１階には共有スペースがありますし、キッチンやシャワーもみんなで使っています。特に衛生面、清潔さの部分では人それぞれで基準や価値観が違うこともありますが、それでも自分の基準だけでそういったものを図るのではなくて、メンバー全体が心地よく過ごすには何が最適なのかを考えて生活する様になりました。

今のところ、ハウス内では自分が一番の新参者です。私が入居する以前からハウスに長く暮らしていたメンバー同士は、もうすでにお互い気心が知れる間柄です。もちろんそれは素晴らしいことだし、メンバー同士がお互いに仲の良い関係だからこそ、アットホームな雰囲気ですぐに私もハウスに馴染むことができたのですが、同時に新しい刺激というところでは少しマンネリ気味です。なので、ハウスに新しい風を舞い込ませるべく、積極的にメンバー１人１人に声をかけて、大小問わずいろいろな遊びやイベント、食事を企画していきたいです。

私も入居前は、シェアハウスって楽しそうだけど、常に誰かと暮らすのって気を使いそうだし、大変そうだなあなんてネガティブな印象も少なからずありました。しかし実際ハウスでの暮らしを始めてみると、みんながお互いにいい距離感を保ちつつ、１人の時間もしっかり持った上でシェアハウス生活を楽しめています。もちろん共同生活なので、生活していく中でトラブルがあったりすることもあるのですが、それをみんなと一緒に考えて解決していくのも、それはそれで楽しいです。もしシェアハウスでの生活に憧れや興味があるけど、共同生活に不安があって中々踏み出せないなら、まず思いきって始めてみて、自分自身で体験してみることをオススメします。きっと素晴らしい経験と出会いが待ってると思います。